すぐやる脳のつくり方
茂木健一郎さんの本を買ってみました。
何事もスピードが命!みたいな感じの本を最近よく見かけます。鬼速PDCAとか 結局すぐやる人が全てを手に入れる(だっけ?)とか。
脳科学者ということで茂木健一郎さんには少し興味あるのでその中でもこれを選んでみました。
分量は少なめです、すぐ読めます。
脳科学の観点からの根拠などを期待していましたが、それは少なめで、「こうすればいいよ」っていうテクニック多めで書かれていました。
内容は小出しですが共感できる部分もあって、自己啓発書みたいな文章なので、読んでて勇気が貰えます。
いいと思った部分
「何かをやらない」と決めることで、脳の中に空き地ができる───。
今は昔と比べてたくさんの選択肢がある時代です。東大出てからお笑い芸人をやったり将棋のプロを目指すことだってできます。だけどその選択肢の多さが脳を鈍らせてるって感じなのかな、同じ本の中には脳も追い込まれることで強くなると書いてあります。あえて制限時間を作ることで仕事のパフォーマンスを上げる、というのは多くの本でも見たことがあります。
私自身にもやりたいことがたくさんあって、やっぱりどれかを極める、という段階になった時には他のどれかを捨てなければいけないということですね、とても難しいです。
たとえすぐに稼げなくとも、いい意味での「ムダ」というか、知識や教養のバッファー(余裕)を持つことは以外にも重要なことだと私は思っているのです。…(中略)
必要なときに最低限の努力だけをして、無駄なことには一切手をつけず、省エネ人生を生きる人は、歳を重ねるにつれてどうしても伸び悩む傾向にあります。
何かに役に立たずとも、一つのことに情熱を傾けられる能力を、本では「オタク力」と呼んでいます。
何かの分野で成功した人の中で、その分野と関係のない分野から閃いた、という人は少なくないそうです。役に立つかどうかは置いておいて、やりたいと思ったことを突き詰めるというのも大切かもしれませんね。
すぐやることについては他の本も読んでみたいですね。
茂木さんの本は… もう3倍くらいボリュームがあればまた読みたいです。