時間が足りない人へ、 仕事量を4倍にする時間術
脳のパフォーマンスを最大まで引き出す神・時間術
「時間が無い…」「時間が欲しい…」
忙しいというのは多くの人が抱える悩みですよね
僕も「もう少し時間があれば…」と何度も悔やんだことがあります。
そんな中見つけたのがこれ↓
タイトルの迫力が凄いですね!
この本からオーラを感じて
書店で見つけて速攻買ってみたのですが、
とても面白くてすぐ読み終えてしまったので
この本のレビューを少しだけ書いてみます!
神・時間術とは?
この本は精神科医の樺沢紫苑さんが勤務医だったころの多忙地獄から身体を壊してしまった経験を経て
時間の使い方を見直し始めた所から始まります。
その結果、人の4倍の仕事をしながら2倍遊ぶという時間術を編み出すことに成功した!
という感じです。
具体的にどんな感じか日々のスケジュールを引用してみます。
(いずれもオリジナルで新規の内容)
著者はこれを7年間も継続してるらしいです!
なかなか忙しそうですね!
さらに凄いのはこの量の仕事をしてなお余りある
自由時間の多さです!
- 週4,5回のジム通い。週2本の映画鑑賞
- 月15回以上の夜の会食、パーティー、イベント。話題のレストランやバーめぐり
- 年100種類以上のウィスキーのテイスティング
- 年30日以上の海外旅行
まさに神がかっていますね!
この本には、あなたの習慣を少し変えるだけで
脳のパフォーマンスを上げ
24時間を科学的に2倍にする方法が書かれています!
個人的に感心した部分
まず寝ること
時間をなんとか捻出したいと思った時にやはり、
普通は日々の習慣や遊びを削ることで仕事や
課題に使える時間を得ようと思いますよね。
恐らくその時間管理だと最終的には睡眠を削ることになります…
神・時間術ではまず7時間以上の睡眠を勧めています。
寝る時間を削ることでなんとか完成させた資料やレポートの作成…もしかしたらそれは
睡眠時間を増やすことで楽にこなせるようになるかも知れません!
いやまて
時間を得るために時間を使ってどうする。
僕も徹夜して勉強はいけないとか、体に悪いとか
色んな人や本がそう言ってるのを見たり聞いたりしてきたんですが、いまいち実感というか納得が出来ませんでした。
しかし神・時間術はその理由が分かりやすく
書かれています。
そしてそれはこの時間術を成立させる上で
非常に重要な鍵となります。
一次元時間術から二次元時間術へ
上で述べたような時間のみを主軸にして考えるようなやり方だとやはり限界が訪れてしまいます。
神・時間術では全く新しい発想で
時間に次ぐ概念として「集中力」を加えます。
そして、筆者は仕事量について
(時間)×(集中力)で求められると言っています。
時間をどう得ようと苦労された方にとってはかなり画期的な発想かもしれませんね!
集中力を意図的に高めるのはとても難しいです…
徹夜明けの朝に集中しろと言われても無理がありますし、スポーツ選手などのいわば
「集中のプロ」のような人でも一瞬の気の緩みで
それが原因で負けてしまうことがあります…
集中し続けるのは難しいですが、誰でも集中力が高い時間と低い時間があるので、
集中できるときに集中力の要る仕事を、できない時にはそうでない仕事や休憩をして、科学的な時間をどんどん伸ばしていこう!って言うのが神・時間術というわけです!
この本によれば、
例えば(というか実は)朝と夜では集中力が4倍違うそうなので、夜にだらだらやってた2時間の仕事を朝に持ってくれば30分で終わってしまうということですね、まじか。
おわりに
今紹介した部分はほんの一部分に過ぎません。
この本ではこの後、仮眠や運動、外出など、
色々なものを駆使して仕事で下がってきた集中力を回復させるテクニックが載っています。
僕も一つずつ実践したり、時間を使う順番を見直してみたりして、上手く時間を活用できたらいいなあって思いました。
僕は浪人(宅浪)していて、朝はアニメ観たり
音ゲーやったりして勉強は夜になっちゃったりしてるんですが、順番を入れ替えるだけでもかなり変わるかもしれませんね。
もう一つ、僕がこの本でいいなと思ったのは、
この本が社畜を養成する本では決してない
ということです。
時間術をうまく使えれば、時間が少しずつ余ってくるはずです。
筆者は、増えてきた自由時間を仕事に回すのは
最悪の時間術だと言っています。
私が紹介する時間術は、「忙しさから開放される方法」です。
仕事時間を固定して、その時間内にできる仕事の量を増やし、仕事の質も高めるという発想なのです。
増えた時間は、趣味や家族とのコミュニケーション、自己投資などに使おう!みたいな感じです。
この本には忙しさから解放されて
自分らしく生きる方法が載っています。
社会人だけでなく、学生さんにも忙しさに追われてる人は多いんじゃないかと感じます。
そんな人たちに是非読んで欲しいです。
なのでよければ↓
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/06/16
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